ろくろ講座

| 0件のコメント

鞆渕で開いている陶芸教室は20年近く続いています。

ひも作りの手びねりで作品を作っていくことで、より個性的な作品を生み出せるということで

私どもの陶芸教室は手回しろくろを楽しんでいます。

岩出市にギャラリーを構えてから、岩出の教室に通ってくださる生徒さんも増えました。

真夏に、涼しい鞆渕で街の喧騒を離れ、電動ろくろも体験してもらおうと企画したろくろ講座。

7月22日の第1回目のメンバーは2人。初めて訪れる鞆渕です。IMG_5082

到着と同時に聴こえる、“カナカナカナ・・・”という、ひぐらし蝉の鳴き声にまず感動です。

風は、深い木々に囲まれた山のひんやりした風。

岩出から車で40分ほど走ってきただけなのに、この静けさと懐かしい雰囲気。

窯場の説明など聞いてから、とりあえずお昼ごはん。

持参のお弁当も進みます。

昼食後は、待望のろくろ体験。

今回はアゴ先生に中心をとってもらい、手取り手取りの親切な説明と

適切な指導で数店の作品が残せました。

焼き上がりが楽しみな、有意義なろくろ講座になったようです。

この夏は数組に分かれてろくろ講座を楽しんでいただく予定です。

鞆渕の涼しくて静かな時間もあわせて楽しんでもらいたいです。

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

コメントを残す

必須欄は * がついています