2016年10月5日
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ご縁

作品作りに入ると運動不足になりがちです。

体力の維持と運動不足解消のためにと、朝時々歩いています。

時々出合うビーグルを2匹連れた女性が声をかけてくださいました。

岩出のギャラリーを開く前に通っていた美容院の方でした!もう11,2年前ですね。

同日のこと、いつもパンを買いに行くパン屋さんで、『陶芸の先生ですか?』と店員の方から・・・

公民館の教室の以前の生徒さんでした。

もうひとつ運動不足解消とストレス発散に通っている近隣のプールでのお知り合いの方が、

これももう11年ほど前に作品を作らせていただいた方とお知り合いでした。img_5058

作品の依頼主は、今年103歳になられて健在だそうです。

昴宿窯の田中さんを覚えていてくださったそうです。

陶芸をしていることでつながるご縁。感じることが増えました。

作品から生まれるご縁も沢山感じます。

陶芸からいっぱいのエネルギーをもらいます。

このエネルギーを力に変えて、作品としてまた見ていただきたいと

12月の恒例の陶展にむけてダッシュですね。

 

2016年9月3日
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この夏の出来ごと

今年の夏、関西は8月に入ってから猛烈な暑さ到来でした。

ようやく9月に入りましたが、残暑は続いています。

が、あんなに涼しげだった鞆渕のひぐらし蝉の、カナカナ・・・は聞こえず、

ホーホケキョと、うぐいすも鳴かなくなり、虫の声が秋を感じさせます。

例年通り開く陶展の準備を考えなくてはいけないいけないと思いつつも

鞆渕に暮らしながらも暑さに負けておりました。

窯場が老朽化してきたので、整理+補強を!

客人を迎える予定があったので、ここは自分たちで客室をきれいにしようと考えIMG_5163

網戸の張り替え、襖の張り替え、障子の張り替えに挑戦。

襖の張り替えが、一番手間と技術を要しましたが、大成功!

気づくと家の軒下に、スズメバチが結構大きな巣を作っているではありませんが?!

これは大変と思いましたが、ずいぶんと高いところに・・・

アゴさんが、ネットであれこ調べ、私はその方法に半信半疑ながらも

蜂の巣を、水鉄砲で除去することに成功!

この夏は自分たちの労力を使って、ローコストでいろいろ出来たことに満足の夏でした(笑

 

スズメバチの巣はそれからも2つ発見。

無事除去出来ましたが、これから活動期に入るので、山暮らしの我々は要注意ですね。

IMG_5215

2016年8月17日
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埴輪を作ろう

紀の川市公民館で陶芸教室(成人向け)のお仕事をしています。

今年も昨年に引き続き、夏休み子供陶芸教室が企画されました。

夏休みの楽しい思い出になればと、7月29日は午前午後と熱血指導しました。

子供達は小学1年生から6年生までの参加で、学年を超えてわきあいあいと楽しんでいた様子です。IMG_5149

埴輪を作ると、大人でも童心にもどって、土遊びの感覚で陶芸を楽しめるので

成人向けの教室でも取り入れています。

今回の教室には、娘の高校時代の友人の子供さんの参加もあり、なんだか感慨深い(笑)

昼食には隣の教室で開かれていた子供料理教室のカレーをいただき、

普段大人だけで暮らしている私の生活も今日は子供カラー満載です。

午前午後と32名の参加があり楽しい作品が出来ました。

お盆明けの暑い暑い日に子供達の頑張りにこたえなくてはと野焼きで焼き上げました。

イイ暑気払いになったかな!!

焼き上がりも上々の埴輪達です。IMG_5204

 

2016年7月30日
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ろくろ講座

鞆渕で開いている陶芸教室は20年近く続いています。

ひも作りの手びねりで作品を作っていくことで、より個性的な作品を生み出せるということで

私どもの陶芸教室は手回しろくろを楽しんでいます。

岩出市にギャラリーを構えてから、岩出の教室に通ってくださる生徒さんも増えました。

真夏に、涼しい鞆渕で街の喧騒を離れ、電動ろくろも体験してもらおうと企画したろくろ講座。

7月22日の第1回目のメンバーは2人。初めて訪れる鞆渕です。IMG_5082

到着と同時に聴こえる、“カナカナカナ・・・”という、ひぐらし蝉の鳴き声にまず感動です。

風は、深い木々に囲まれた山のひんやりした風。

岩出から車で40分ほど走ってきただけなのに、この静けさと懐かしい雰囲気。

窯場の説明など聞いてから、とりあえずお昼ごはん。

持参のお弁当も進みます。

昼食後は、待望のろくろ体験。

今回はアゴ先生に中心をとってもらい、手取り手取りの親切な説明と

適切な指導で数店の作品が残せました。

焼き上がりが楽しみな、有意義なろくろ講座になったようです。

この夏は数組に分かれてろくろ講座を楽しんでいただく予定です。

鞆渕の涼しくて静かな時間もあわせて楽しんでもらいたいです。

2015年11月2日
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盛況だった陶芸教室展

8年ぶりに開いた、昴宿窯陶芸倶楽部展。盛況のうちに10月25日終わりました。

のんびりと続けてきたアゴさんと私の陶芸教室も、ギャラリー陶すばるを開いた10年前からはIMG_3428鞆渕と岩出に分かれての2か所での開催。

会員さんがそれぞれどのような作品を作っているか、また自分の作ったものを作品として

発表してみようということで、教室を始めて25年位になるということも記念して

今回の展示会になりました。

芸術の秋、時候にも恵まれ、また緑風舎さんの佇まいも大変素晴らしく、

会員各位記憶に残る作品展になったのではないかと思います。

素人の作品であるからこそ丁寧に仕上げていこう、というアゴ先生の指導が反映されてか、

来ていただいた多数のお客様から仕上がりの丁寧さにお褒めの言葉をいただきました。

作品がバラエティーにとび、個性豊かな作品が並んでいると、お客様に楽しさが伝わったようで、

グループ展ならではの作品展になりました。

会期中ずっと詰めていたアゴさんと私ですが、我々2人だけでは決して作り出せなかった雰囲気に、

会員さんの協力と来てくださったお客様に感謝し、心地よい疲れでした。

アゴさんお手製のチャイの振る舞いあり(すみません、数量限定でした)、ギター片手の唄ありの

大変楽しい作品展でした。

IMG_3472

2015年10月22日
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搬入の日は秋日和

今日は陶芸教室展搬入の日。IMG_3375

朝からの晴天にやる気は満々。

この仕事に携わってから何度経験したかわからないほどの搬入日。

テンションあがりますねぇ。

アゴさんと私の陶展は、基本2人で搬入をするのですが

今日はお手伝いもたくさんで、みんなの力を合わせて頑張る感じが嬉しいです。

何処に何を並べるか、昼食タイム・お茶タイムをはさんで

右往左往しましたが夕方には一段落。

お花も綺麗に飾られた会場をみて、明日からの陶芸展がますます楽しみになったところで

帰宅。

疲れた頭と体を、アルコールで癒して(まだ仕事が残っているので呑みすぎ注意)

遅くまで看板作りをして、長ーい1日が終了です。

IMG_3418

2015年10月20日
から subaru
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陶芸教室展

大阪府内から和歌山県の山里、鞆渕へ工房を移して30年近くなりました。

車しか移動手段のない不便な土地でしたので陶芸を人に教えるなどという思いは全くなく       

とにかくアトリエ作りと、窯の築窯に日々を過ごしていました。

それよりも、慣れない田舎暮らしは戸惑うことばかりで・・・

そのような我々二人のもとに一人二人と陶芸をしてみたいという方々が来てくださるようになり

かれこれ25年という月日が流れました。

メンバーにも移り変わりはありますが、このたび皆さんの作品展を開きます。

月1回の教室ですので作品が出来上がるまで時間がかかりますが

それぞれの個性が出ていて楽しいものばかりです。

アゴさんは茶器をいろいろ、私は灯りの展示もする予定で準備に忙しい毎日。

お天気もよさそうだし、明日は搬入です。

お手伝いの方の参加も沢山あり嬉しいかぎりです。

楽しく思い出に残る教室展になるよう、頑張らねば!!

 

2015年5月5日
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子供の日

今年の子供の日は晴れの気持ちのよい1日なりました。

私達の息子、娘が一緒だったころはにぎやかに野外で食事をしたことなど、思い出しました。IMG_2584

家族が二人きりになって静かですがおだやかにすごしています。

若いお母さん達に体験陶芸を依頼されることが続き

2月には雛土鈴を、先月は金太郎の土鈴をつくりに来られました。

どの作品もお母さん達の愛情こもった作品に仕上がりました。

育児に家事にと多忙な毎日の、貴重な時間を割いて、若いママたちのバイタリティーにも拍手です。

それぞれの家庭に飾ってもらってよい子供の日を迎えていることと!

 

我々はアゴさん作の“陶かぶと”で今年も5月を迎えました。

IMG_2632

 

2014年6月6日
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陶展を終えて

今回の陶展は作家のアゴさん自身が非常にエネルギーをいただいた個展となりました。

年代を追って展示した自分自身の作品に向き合えること自体が貴重な時間です。

私の友人で個展の度にお花を贈ってくださるBさんは、

アゴさんの以前の作品を見ることで自分の時間も振り返ってみた、と言ってくださいました。

自分もモノづくりをお仕事にされているM氏は今回の個展から

自分も勇気をもらったというような言葉をかけてくださいました。

そのほか作品を見てくださった方の一言一言の感想の言葉から

私達が勇気とエネルギーをいただいたのです。

個展の度にご両親と来てくれる、昴宿窯の若いお客様G君はIMG_1464

食い入るように超強還元の作品を見てくれていました。

私は、自分がこんなに夢中になってモノを見ていたか!と反省してしまいました。

“昨日・今日・そして明日へ”とのコンセプトをもって開いた陶展でした。

明日に向かって確かな第一歩を踏み出せそうな気がしています。

見てくださった方々、お世話になった方々本当にありがとうございました。

2014年5月23日
から subaru
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2014・田中利三 陶展

いよいよ個展が始りました。

今日は3日目を迎えます。

初日・2日目とお天気に恵まれお客様の出足もよくアゴさんもホッとしているようです。CIMG7636

今回の個展は沢山のお花を届けていただき私達2人とも大変感激しています。

古くからのお客様・知人、ワタシの友人(高校時代の友人まで)が来てくれています。

そして画廊がホテルにあるということもあって飛び込みのお客様が多いのも特徴です。

はじめてアゴさんの作品を見ていただいた方からも大変励みになる感想を聞くことが出来て

個展を開く興奮を感じています。

昨日知人の一人が、案内状の文面を見て、『作家というものはこうあらねばならない』と

強く惹かれたと言ってくださいました。

 

 土と出合い、作り、焼く

“手で触って形に出来る、土って面白い”

大学時代に、初めて陶芸と出合った時の感想です。

そこからの試行錯誤の中から、土を焼くということ・土の表情をいかにして引き出すか、

ということが、自分の原点にあったのだと気づかされました。

独自の表現を追求してこの10数年取り組んでいる仕事を中心に開く陶展を・・・

 

というのが、案内状の文面ですが、私達の思いは作品に託すしかありません。

思いを人に伝えるということは大変なことですが

表現するという仕事を授かった者として、努力を重ねなければいけないのだと

あらためて思う、陶展の日々です。CIMG7630