教室にて、6月の雨の日・・・

| 0件のコメント

雨が少ない、少ないと言っていたら、今日は午後から雨が・・・

月3回開いている鞆淵の陶芸教室もかれこれ20云年続いています。

今日は欠席の方があったりして、参加は教室の生徒さんの中で最年長のTさん夫妻だけになりました。

Tさんご夫妻、ご主人はもう80歳を超えられていると思いますが、

息子さん家族と共に果樹を作っていらっしゃる現役です。

この時期、桃の生産で忙しくされているのですが、時間を作って教室には参加してくださいます。

陶芸の手ほどきは我々がしましたが、Tさんご夫妻の豊かな老後の暮らし方には教えられることばかりです。

ご夫婦二人の若々しさと、何事につけ前向きな姿勢に、私たちも見習うことが多いのです。

都会育ちの私たちが、いきなり和歌山の山村にアトリエを構えたころ、

知らないことばかり、失敗ばかり・・・鞆淵の近隣の方たちにずいぶんと助けてもらいました。

Tさんにも知恵を拝借することばかりです、そして昔のお話をうかがうのも楽しみのひとつです。

Tさん(ご主人)は、数カ月かけて大作に挑戦中、仕上がり間近です。

Tさんご家族が丹精された今年の桃も取り入れ間近、私たちも楽しみです。CIMG7251

 

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

コメントを残す

必須欄は * がついています