2014・田中利三 陶展

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いよいよ個展が始りました。

今日は3日目を迎えます。

初日・2日目とお天気に恵まれお客様の出足もよくアゴさんもホッとしているようです。CIMG7636

今回の個展は沢山のお花を届けていただき私達2人とも大変感激しています。

古くからのお客様・知人、ワタシの友人(高校時代の友人まで)が来てくれています。

そして画廊がホテルにあるということもあって飛び込みのお客様が多いのも特徴です。

はじめてアゴさんの作品を見ていただいた方からも大変励みになる感想を聞くことが出来て

個展を開く興奮を感じています。

昨日知人の一人が、案内状の文面を見て、『作家というものはこうあらねばならない』と

強く惹かれたと言ってくださいました。

 

 土と出合い、作り、焼く

“手で触って形に出来る、土って面白い”

大学時代に、初めて陶芸と出合った時の感想です。

そこからの試行錯誤の中から、土を焼くということ・土の表情をいかにして引き出すか、

ということが、自分の原点にあったのだと気づかされました。

独自の表現を追求してこの10数年取り組んでいる仕事を中心に開く陶展を・・・

 

というのが、案内状の文面ですが、私達の思いは作品に託すしかありません。

思いを人に伝えるということは大変なことですが

表現するという仕事を授かった者として、努力を重ねなければいけないのだと

あらためて思う、陶展の日々です。CIMG7630

 

 

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

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