似非カボチャと、自然からの贈り物

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10月に入りました。

ギャラリーのウインドウも衣替えです。

篭にかぼちゃ・栗・柿など盛りつけました。IMG_0791

が、栗の中身は先日栗ご飯にしてしまい、イガイガだけ・・・IMG_0778柿は本物の柿のヘタに“さをり織”で織った布でこしらえた柿をつけたもの。

よーく見ると、かぼちゃも陶器ではありませんか。

色といい、質感といい、本物の様で道行く人たちも、『えっ!・・・作りもの??』って感じでみてゆかれます。

食べられないものばかりですが、秋が満載で季節感を感じています。

お客様にもお届けできるかしら。

 

秋の深まりがもうちょっと進んでいる鞆渕からは、本当にたべられる珍しいものを届けます。

IMG_0794アケビです。

春にはかわいい小さな紫色の花をつけるアケビですが

蔓がくせもの・・・いろいろの木に絡みついて次々と木を弱らせてしまい・・・

昔の人は、そのような蔓で篭を作り、上手に生かして自然に寄り添いながら暮らしていたのですね。

私も、時間を作って篭など編んでみるくらいの余裕を持たねば・・・

こんなに宝物に囲まれているのに。

アケビの実も、美味しい食べ方を調べて、自然からの贈り物に感謝しようっと!

 

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

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