自然満載 part3

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先週末の雨のあと、一気に秋が近づきました。
鞆淵の朝晩は寒いぐらい、こうなると、夏よもう少し行かないで!って気分です。
鞆渕は秋が過ぎると、辛くて長い冬を迎えます。

さてさて、我々の日常は、毎日が土を捏ね、モノを作り出すという
地味ぃな日々の積み重ねです。
ブログにつづる私達の日常も、淡々としており・・・
そんな私達の日常にも、時には、自然から面白い贈り物が・・・

以前(10年近く以前)少しだけ書いていたブログにも登場したアトリエ屋根裏に住む、ムササビ。
多分世代交代はしているでしょうが、かつてのムササビ君と親戚関係か、はたまた赤の他人か?
始めは、『なんか、自然感じるねぇ』などと、のんびり構えていた都会人間のアゴさんと私。
近所のおじちゃんたちからは『追い出さんと、悪いことするぞ・・・』との忠告。
悪いことします、確かに。
木に飛び移るため、天井裏から外に出るために、そこいらじゅう屋根の下の横木をかじります。
一番怖いのは、天井裏の電気の配線をかじるらしい・・・
そうなると笑いごとでは済ませられないので、追い出し作戦開始です(初めてではありません)。

天井裏でムササビがガタガタしだしたら、アゴさんが轆轤のてを止めて下から天井をゴンとつつきます。
驚いたムササビは、穴から思わず飛び出したものの、外はまだ明るい・・・(ムササビは夜行性)
戸惑って木にしがみついているのが今日の写真、後ろ姿のお尻がみえます。
普段は姿を見せることのないムササビ君の全容とらえました。
スルスルって木に登る姿をみたのですが、写真には写せず・・・

林の中へさ迷い出たムササビ君が入れないように、穴を塞ぐのですが、2,3日するとまた天井裏でガタガタと・・・
これではイタチゴッコならぬムササビゴッコです。
動物保護団体の方からは叱られてしまいそうですが、何とか自然との平和な共存は望めぬものかの、日々です。
でも、これってムササビ君にとっては、面白い話なんかじゃないよね。

IMG_0704

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

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