ひぐらし蟬の季節

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夜明けの頃と、夕暮れ時。カナカナカナカナの合唱…

山から降るように聞こえてきます。

せつなくなるような、この声が大好きです、

山に暮らすようになってからずっと…一番癒やされている音です。

 

鞆淵の冬場は、底冷えの厳しさで、

年齢を重ねるにつれ辛くなりますが

春先から紅葉の美しくなる頃までの山での暮らしは

体も心も再生していくように感じています。

今年もこの声に癒やされて夏を乗り切るようにしましょうか!

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投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

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