巳年の夏の、蛇にまつわるお話

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ここのところ、澄み切った青空。

鞆淵はピリリと空気までもがすみきっています。

これからは一足づつ秋にむかうどころか、一足飛びに冬にむかう鞆渕ですが、

短い秋を楽しまなくては・・・

夏が過ごしやすい鞆渕ですが、今年の夏は暑くて、

少々お疲れ気味の私たちのもとに届いたのが

IMG_0758右の写真の一品、何だと思いますか?

“まむしのかば焼き”です。

持ってきてくださったのは、以前このブログにも登場した

81歳の現役ファーマーTさんです。

今は柿の収穫に忙しくされているのですが

柿採りの時、見付けて、自らさばいて、かば焼きにしてくださった一品でした。

香りはうなぎのかば焼きそのもののいい香り!

味は・・まったく抵抗がないというより、骨ばかりで身がナイ、って感じでした。

気のせいか、体が熱くなったような。

ですがですが、アゴさんは、ヘタレで、手が出ませんでした・・・

下の写真は8月のアトリエの片隅、

蛇の脱皮です。

アゴさんが轆轤をひいていると、時々訪問してくれる蛇かなぁ。

見事に脱皮しています。

迷信だろうけど、蛇の脱皮した皮を持っていたらお金に困らないとか・・・

これは、歓迎ですね。

夏は脱皮のシーズンとか。

鞆淵には、蛇が好みそうなところがいっぱいだから、そこらじゅうにないかな?!

脱皮した皮(笑)

IMG_0718

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

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