職種は違っても

| 0件のコメント

1か月もブログから遠ざかってしまいました。
アゴさんと私、目下年末の陶芸展に向けて、おしりに火が付き
モーレツにお仕事しています。
我が子たちからは、もうちょっと早くから準備しとけばいいのにって、
ずっと言われているのですが・・・
アゴさんは、『よりイイものを発表したいって思ってると、だんだんずれ込むんや』と、、、
とにかく今はラストスパートです。

忙しくなる前に、知人と秋の熊野古道へ行ってきました。
紅葉には少し早かったのですが、のんびりした時間と美味しいお酒、温泉に
癒されてきました。
立ち寄った“桶屋さん”。
桶のタガは、竹を割ったもので締められている本物の桶。IMG_0871
作っている方ともお話ができ、印象に残りました。
『陶芸でも桶のタガのように竹を割ったのを使うんですよ』って話したら、『あげるよ』って。
ありがとうございました、早速つかっています。

職種は違ってもモノを作り出す同志、お話の中にうなづくことがありました。

使ってみたいと購入した、楕円形のすし桶、まだ食卓に上っていませんが
手仕事の味が桶から伝わってくるようです。
娘に譲ろうと思っているので、大事に使わねば。
昴宿窯の器も使えば使うほど味が出てきます。
人の手から生み出されるものって、やはりイイですね。

投稿者: subaru

清少納言は、『枕草子』で、「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし・・・」と、したためています。“統ばる(すばる)”とは、<ひとつに集まっている>という意味の“すまる”から転じた言葉らしい。中国ではプレアデス星団(おうし座)を昴宿と呼びます。何かの吸引力であればイイと願う、昴宿窯の主・アゴさんと私(アゴさんの連れ合い)の日常のつれづれと陶芸よもやま話を届けます。

コメントを残す

必須欄は * がついています